金子淳一郎のホームページにようこそ
日本で唯一の車椅子の和食調理人です!
交通事故で車椅子生活に
2015年に交通事故で脊髄を損傷し車椅子ユーザーとなり、絶望のどん底に落とされる。リハビリ訓練後に生活や社会復帰(就職活動)の困難を経験し、ユニバーサルマナーの浸透やインクルーシブな社会には程遠い現実を痛感し。そこから新しい人生を始めました。
和食調理職人を続けています !
和食調理人として寿司、和食、割烹、寿司、介護食、グループホーム施設などで幅広い経験を持ち、高級和食から高齢者に優しい食事まで多様な顧客への最適な調理が可能です。
受傷後2018年11月に「和食ダイニングわっ嘉」を開店し、高齢者、障害者、健常者が混ぜこぜになって利用できる心もバリアフリーになれる和食店を4年4ヶ月に渡って運営しました。
2023年7月から障害者就職支援施設で調理師及び調理指導職員としての活動を続けながらも、講演、ピアサポート(中途障害者、車椅子ユーザー対象)、各種イベント参画など共生社会実現のための活動も行っています。
石川県に行ってきました!
震災ボランティアと被害状況を肌で確認するために、能登半島へ行ってきた。
震災時、私のような車いすユーザーは危険な状況に置かれ、孤立しかねない。
はっきり言って私は普段から「いつ死んでもいい」と諦めているが、おそらく生き残るのではないかと思う。
震災時、特に困るのはやはりトイレ(大)だろう。
感覚がなくなってしまった私は、お腹が痛くなったからトイレに行くのではなく〝いつもの時間〟がきたからトイレへ行くようなもんだ。だから下手すると勝手に出てくる。
水が出なくなったらどうするんだろう?
たぶんク◯まみれになるんじゃないだろうか?
自分の地元自治体へ確認したところ、これから個別対策を考えるところだと…汗
では実際に能登の車いすユーザーたちはどうしたんだろう?
調べてもなにも出てこない。どこにも書いてない。XにもYouTubeにもないみたい。。
だけど、復興支援のところで障害者に必要な物資を届けてるNPOを見つけて、そこに知り合いがいたんです!
早速連絡して車いすユーザーを紹介してもらいました。さらにそのNPO団体が凄かった!
パラリンピック卓球選手権にも出場する井上くんと
先天性の障害をもつ井上陽水くんは元旦の地震の時、たまたまたま東京に来ていたんだそうです。
家族はそれで素早く逃げることができたけど、スピードのない障がいを持つ陽水くんがいたら、どうなっていたかわからないと話すそうです。
陽水くんが暮らすのは能登の七尾市。帰ってきたのは1月4日。
とにかく困ったのは、やはりトイレと話します。
「水」なんだそうです。
電気はなんとかいていたけど、水がない。
そして冬。
もらってきた冷たい水で、どうやって頭を洗うのか…?
誰かに少しずつ、上から流してもらって洗ったそうです。
なんと、お風呂に入ったのは2ヶ月後!
私はこの旅3日ので帰宅してから風呂に入ったけど、この20倍の辛さか…汗
車いすユーザーが気になるのは、やはりトイレ。
震災用のトイレが販売されているけれど、あれでは対応できないし、どうすればいいのか。
陽水くんは金沢で生活したそうです。
他の多くの車いすユーザーも金沢方面や被害の少なかったところで生活し、戻っていない人が多いのではないか?と話していました。
石川バリアフリーセンター理事長 坂井さん
正月の地震のときは「助けて」という
強い力の声がもの凄かったけど、
今回の豪雨のときは、その「助けて」が自分の前をス〜っと
通り過ぎていくようなやりきれない声
そんな声だったと話していた。
海釣りに行ってきました
爽快で最高の夏の日でした
その様子を動画でご覧ください
ノーマライゼーションとは「高齢者や障がい者などを排除するのではなく、健常者と同等に当たり前に生活できるような社会こそが、正常(ノーマル)な社会であるという考え方」だそうで、福祉用語の一つです。こういう社会を進化させる素晴らしい考え方や発想も当事者と周りの人ひとりひとりの「行動」があってこそ実現するんだということを改めて感じました。
わっか風 「おうちご飯」動画
自宅でもできるそして車椅子ユーザーの方もできる簡単調理動画を作ってみました!
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